気が行くままに わがままに

アニメの感想を書きたい時に書きたいことをか書きたいだけ書こうと思います
少しの間投稿間隔が広がりそう

打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか? 感想

打ち上げ花火、下から見るか 横から見るか


The シャフトと言うような映画だった

細かいところにシャフトっぽいなと感じられる箇所があった どちらかと言うと物語シリーズっぽいの方が正しいかもしれない(監督、キャラデザと制作陣が同じであるため当たり前っちゃ当たり前の気もするが)

学校の階段のシーンやヒロインが目を瞑る間など分かる人には分かるのではないだろうか


この作品の最も目を惹く部分はなんと言っても映像美だろう 最初から最後まで美しい映画だった

タイトルにもあるように花火から水中での表現、街の風景まで余すところなく美しかった

Theシャフトと感じた所以はここに大きくあると思う


個人的には満足観ていていくつか気になった部分がある


一つ目は公開前から様々な意見が出ていた声優の問題

主人公とヒロイン共に俳優女優が演じることにネット上では中々物議呼んでいた 漫画やアニメの実写化のキャストと同様に、ただ人気を狙っただけのような俳優女優の起用には辛口の意見が飛ぶのは珍しくないことだ

今作品の主人公の典道役の菅田将暉 ヒロインのなずな役の広瀬すず

個人的な感想を述べるなら菅田くんはミスキャスティングだと思う これは演技が上手い下手の話ではなく、合っていないのだ

主人公は中学生かつその中でも身長が低め 見た目の印象と菅田君の声の高さ(低さ?)にどうしても違和感が生まれてしまう しかし映画の後半になるとその違和感も薄れていたので、やはりこれは演技の問題ではないように思う

ヒロインの広瀬すずちゃんの演技は良かったと思う

その他声優陣は超が付くほど豪華 こちらはハズレなしという印象 典道の友達良い声過ぎだろってツッコミたくなるほど


二つ目はストーリー

良く言えば誰にでも分かる単純明快な話だが、悪く言えばよくあるご都合主義でまとめると数行の話

大どんでん返しのようなアッと驚くような展開はないのでそういうのを期待して来た人には物足りないと感じてしまうかもしれない

加えて物語の構成上どうしても去年大ヒットした君の名は。と比較されるのではないかと感じた 全くの別物だと思うが極端な意見で君の名は。に便乗したという感想が出るかもしれない(客観的に見ても今作の原作は1995年の作品であり、制作期間を考えるとそんなことは全くないと思う)


三つ目は観客とその客層

初日の金曜日の18時に関西の映画館で観たのだが、一般的な映画の公開は土曜日のため、金曜日というのを考慮しても人の入りがあまりのにも悪いように感じた

都会の大きな映画館というわけではないが普段から多くの人が利用してる映画館で、学生は夏休みなので混んでる様子を想像して映画館に入ったのだが少し残念だった

ここでもう一つ予想外だったのが客層だ いわゆるオタク(私もこちらに含まれるだろう)のような見た目をした人はあまりおらず、どちらかというとパリピ リア充と呼ばれるような見た目をした人が散見された これはかなり意外だった

動く絵を見て何が楽しいのかとアニメ嫌いな人が未だにいる一方で、逆の人がいるのも時代なんだと感じた

私が観た映画館に限った話かもしれないが2点ともかなり意外だった 客足の伸びは口コミ等で増えることを期待したい


観に行く方は男子中学生が願うif(もしも・茂下)の世界を楽しんでください

偉そうなことを書きましたが一人のアニメ好きの一感想です 文才もなく、しっかりとした文章になってない等色々あると思いますが多めに見てください 少しでも参考になれば幸いです


最後に今作の主題歌はDAOKOと米津玄師の二人による「打上花火」初めて聞いた時から好きな曲なので一度聞いてみてください MV上がってます 以上

×

非ログインユーザーとして返信する